フラット組織は本当に夢の組織なのか?

・そもそも誤解しがちなフラット組織の概念

日本における組織というものは、はるか昔から上意下達のピラミッド組織がお決まりである。高度経済成長時の成功モデルとして年功序列と共に日本の成長を支えてきたモデルと言っても過言ではない。しかし、経済に陰りが見えると年功序列やピラミッド組織は悪のレッテルを張られる事になる。年功序列は成果主義を是とし、最近ではピラミット組織ではなくフラットな組織という言葉を使って検討を始めている企業も増えてきているようだ。年功序列や成果主義という問題は別の回に譲るとして、今回はフラット組織について誤解やメリット、デメリットを考えていきたい。

ここでまず触れておきたいのは、日本におけるフラット組織とはどのようなものなのか。色々な文献をみていると殆どがその誤解について触れている。混同しがちなのが、ティール組織やホラクラシー組織と呼ばれるものである。

今回は、フラット組織を中心に据えているので説明は簡単に済ませてしまうが、要点は次のようになっている。ティール組織はフレデリック・ラルーの提唱した、同一ゴールへ向かう為に、構成人員全員がそれぞれ自律し、自己判断で行動する組織という事になる。いわば一つの意思を持った生命体のように振る舞うと表現されている。

一方、ホラクラシー組織は人が主体ではなくロール(役割)やジョブ(仕事)が中心であり、それぞれに権限者を決めてサークルのように組織する考え方である。あくまでも主体は仕事であり、人はその一要素であるといえる。

単純なフラットな組織に似ているようだが、それぞれ特徴があり、フラットとは異なる思想も含まれている。このような点を混同する事でより複雑に捕まえられがちである。

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